受動喫煙防止条例(案)に対して、本サイト開設者は以下の意見を提出しました。
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加熱式タバコの重点対策を
兵庫県の調査にもあるように加熱式タバコが条例の対象になっていることを知っている人は少なく、タバコ会社の間違った宣伝により受動喫煙の害がないと思っている人も多く、また、紙巻きタバコはダメだが加熱式タバコは吸えると明示している店もあります。この傾向は今後拡大して誤解がさらに拡がる可能性があり、「加熱式タバコを取り立てて吸えると表示している店」は罰則付きで規制して頂きたい。
子どもや妊婦を受動喫煙から守る対策に罰則をつけて実効性を
受動喫煙はスモークハラスメントとも言われ、虐待の一つでもあります。この度の見直しでとくに子供や妊婦について義務化されることは非常に評価できると思います。中でも自宅や自動車などの私的空間では特に濃厚な受動喫煙被害があって命に関わることでもあり、身体的虐待などと同様に考えて、罰則付きの義務化により実効性を確保して下さい。
学校で喫煙場所に立ち入らない指導の徹底を
未成年者や保護者に対して、喫煙マークのある場所や加熱式タバコを使用している場所に立ち入らないことを徹底させるために、保育園、幼稚園、学校での教育啓発を徹底して下さい。
禁煙化のための補助金を
当初条例にあった分煙への公金援助が全面禁煙化への足かせとなった可能性があり、これからは分煙ではなく、全面禁煙にするための公金補助をお願いしたい。
分煙は効果は少ないのにメンテナンスも含めて非常に高額ですが、禁煙は喫煙所の撤去や壁紙張替え、エアコンフィルタの清掃、禁煙表示など初期の費用だけで終わり、分煙に比べて同じ予算で広範囲に補助が行え、効果も大きいです。
飲食店従業員の受動喫煙を防ぐために飲食店の例外なき禁煙を
飲食店以外の施設が例外なく敷地内または建物内禁煙になっているのに、小規模飲食店は喫煙可能となっていますが、飲食店従業員の受動喫煙被害を防ぐために例外なく飲食店も禁煙として下さい。兵庫県民の意見でも飲食店について、非喫煙者で93.9%、喫煙者でも77.2%が禁煙・分煙にすることに賛成であり、非喫煙者では55.0%が全面禁煙を望んでいました。
屋外でも受動喫煙が避けられない場所の禁煙
新たな対策とされているこれらについて禁煙表示の義務化と罰則付きの禁煙をお願いします。特にコンビニや駅の出入り口付近等人通りの多い場所の重点対策をお願いします。
大学、高等専門学校、専修学校、各種学校についても例外なき敷地内禁煙を
これらの学校には未成年者の学生もいることから、小中学校などと同様に屋外喫煙場所設置を認めない敷地内禁煙にして下さい。